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小林はる（馬場ふみか）は結婚式のドレスを試着した日に、2年付き合っていた彼氏が子持ちの既婚者だと知り、それ以来恋愛に憶病になってましたが、その1年後にトリマーとして働くペットショップで、常連客の杉崎（みひろ）から、3回分のモテ期が来てて３ヶ月が勝負と言われます。

その後、若い男性が犬を連れて来店します。
美容師のアシスタントをしているという慎太郎（HIROSHI）は、はるの仕事を見学したい言います。
携帯を出した慎太郎に自分の携帯番号を教えそうになってしまいますが、お店の番号だと気づきます。
勘違いに落ち込むはるを、先輩・麻美（八木アリサ）が、仕事終わりにBarに誘います。

Barにいるお客のほとんどはバーテンダーのヨシ（桜田通）目当てです。
麻美と同じものを注文したはるに、恋に臆病なはるの心を見抜いたヨシはスペシャルカクテルを出してくれます。

そこに人気急上昇中のバンド「Beyond Brooklyn」のイケメンボーカル・ユウ（神谷健太）がいました。
道でたまたま会っていたので、ユウははるの顔を見て、「いい人と出会えた？」と聞きます。

ユウは一緒にいた女性にお会計を済ませるように伝え、店を出て行きます。

そんなユウを見て、麻美は、はるに「美容師・バンドマン・バーテンダーの”3B”は絶対に彼氏にしてはいけない」と言います。

家に帰ると、1階の火の不始末で家が全焼していました。
祖母を頼り、家に居候する予定でしたが、いざ行ってみると昨日会った美容師・バンドマン・バーテンダーの男性3人とのシェアハウスということを知らされます。

歓迎会をやると言ってた祖母が、3ヶ月彼氏と旅行に行くと出て行きます。

祖母が出て行ったので歓迎会はやめようと言うはるに、おなかが空いている3Bたちは歓迎会をしたいと言い、しぶしぶ行われた歓迎会で、ごはんを食べる三人を見て、一人ご飯ばかりだったはるは喜びを感じますが、その後、次々と女性が現れ、3人は女性たちと消えてしまいました。

はるが部屋の片付けをしていると手伝いにきた慎太郎、はるに昨日の女性のことを聞かれ「嫉妬した？」と言い、手伝うと言ったくせに、仕事に行ってしまいます。

ユウの部屋から爆音がきこえたので、やめてほしいと伝えに行くと、「近い将来この曲を近くで聴けるのはVIPだけだからな」と言われますが「売れる前はただの騒音だから」と言いはるは出て行きます。

部屋に戻るとヨシがコーヒーを飲んでいました。部屋の片付け手伝おうかと思って…と優しさを見せますが玄関で待っていた女性と出て行ってしまいました。

その夜、はるは自分へのご褒美にアイスを買って帰ります。
何回も食べられてしまいます。

翌朝、怒りを爆発させたはる「私のアイスを食べたのは誰ですか？」と聞き、このアイスが自分にとってどれだけ楽しみにしていたものなのか話します。
アイスを食べたのは3人ともでした。

はるは4つ条件を叩きつけます。
1つ目はユウに「風呂上がりに裸でウロチョロしないこと」
2つ目はヨシに「リビングで酔いつぶれないように」
3つ目は慎太郎に「靴下とか脱ぎ散らかさないように」
そして4つ目は「家賃払え！」
「私が大家になってからの分でいいから払ってくれれば、朝ごはんは作るようにする」と条件をつけます。
女を連れ込んだら即退去という条件も叩きつけます。

その夜、はるがアイスを買って仕事から帰ると、冷凍庫にはすでに3袋のアイスがあり、3人から謝罪のメモが入っており、お風呂あがりに幸せな気分でアイスを食べていると慎太郎が後ろからハグをされ「明日空いてる？一緒にごはん行こう」と誘われます。突然のことで困惑するはるを置き、慎太郎はそのまま出て行ってしまいます。

慎太郎に突然ご飯に誘われた小林はるは、翌日、二人きりで出かけます。
個人経営の小さなラーメン屋さんでお店の雰囲気に固まりますが、裏メニューがあると注文したもやしラーメンの美味しさに驚きながら食べます。

ペットショップで働いていると先輩の麻美から、アシスタント美容師はカットモデルを探す為に女に連絡を取りまくるので注意だと助言をされます。

ある日、はるの携帯に「慎太郎に近づいたら殺す」というメッセージと二人で歩いている写真が送りられてきました。
そのことを家にいたユウに相談するとカットモデルの子が勘違いしたんだろうと言い、ユウは慎太郎に電話しますが出ません。

翌朝、慎太郎が帰ってくると連絡も返さないことにユウが怒ります。

今回の話を慎太郎に伝えると「注意しときます。勘違いしちゃってるのかもしれないから。」と言います。
その言葉にはるはキレ、全部慎太郎の行動が原因だと伝え、今日その女性に会ってきたと話します。慎太郎は軽い気持ちで声をかけているかもしれないがそれが一番残酷だと伝えます。
そして「スタイリストの腕磨きたいのかもしれないけど、女はあんたのマネキンじゃないから」と言い、その場を去ります。

部屋にこもってるはるのもとに、慎太郎がやってきて今後は一人ひとりのお客さんに向き合うと言います。
「スタイリストになったら一番最初にはるさん切らせて」と言います。はるは「断る。最初はおばあちゃんでしょ。次は私ね。」と言い、二人の関係はもとに戻りました。
肉じゃがを食べながら、あの日の玄関を叩く音と停電は慎太郎とヨシが原因だったことを知り、家には笑顔が戻ります。

翌日、ペットショップでの仕事を終え帰ろうとすると、店の前にはユウが立っていて「今からちょっと付き合え」と言いはるの手を取ります。

はるは慎太郎から、ユウが最近曲作りのスランプだと聞かされます。

先日、はるの仕事場に突然現れたユウでしたが、一緒に行った先は絶景が見える高台でした。
そこではるにワンマンライブのチケットを渡します。
はるも「明日は暇だから特別にライブ、見届けてやる」と返答をします。

職場のペットショップでは、先輩の麻美から、バンドマンがどれだけヒモ体質かということを熱弁されます。
半信半疑だったはるですが、ライブ会場に行くとユウの女と思われる女性たちがたくさんいました。
はるのもとに一人の女性がやってきて、ユウは自分の恋愛で曲を作るのだと話し、毎回違うタイプの女性と付き合っていると言うい、それを聞いたはるはユウからの誘いを断ります。

ヨシのバーへ行きます。
「ユウと何かあった？」とすぐに気づくヨシにユウは話せば伝わるやつだから思ってること直接伝えてみたらとアドバイスを受けます。

数日後、ユウは家に帰ってきたはるに出来たばかりのメロディーだけの曲を聞かせます。

ユウは「ライブが好きだったから」と自分が音楽を始めた理由を話しだします。
高校の時遊びでやっていたバンドで初めてライブをやった時の感覚が今でも忘れられなくて続けていると話します。

夜中、はるが目を覚ますと、玄関ではヨシが女性と別れ際にキスをしているところでした。

夜中に玄関でヨシが謎の女性とキスをしているところを見てしまったはるは、気になってヨシと上手く話せません。

するとヨシから新作カクテルを試飲してほしいとバーに誘われます。

そのことを職場の先輩の麻美に相談するとバーはお金も心も奪われる「底なし沼」だと言われ、常連マダム・杉崎が現れ、ヨシがバツイチだと話し、初めて聞いたはるは驚きを隠せません。

はるが仕事から帰ると玄関からまたあの女性が帰るところでした。

翌日、ペットショップにヨシからの紹介ということであの女性が来店しました。
話を聞いてみると彼女ではなく妹だったこと、あの日もキスしていたのではなく、まつげを取ってくれていたことを知ります。
帰り際、妹からヨシは話を聞くのはうまいけれど自分の話をするのは苦手で、そんなだから元奥さんに浮気をされて出ていったと聞かされます。

その夜、はるはヨシのバーに行き、勘違いしていたことを謝ります。ヨシは気にしていない様子で、妹との関係を話し始めます。母親の再婚相手の連れ子で、あまり関係もなかったけれど2年前ヨシが離婚やバーをクビになったりとボロボロだったときに、何も聞かず側で一緒に飲んでくれて救われたのだと言います。

ヨシのLINEのアイコンは妹が書いたイラストでした。ヨシに聞くと、「そういうの趣味みたい」と話します。
妹は今の仕事を辞めてイラストでやっていこうかと悩んでいるそうです。はるはヨシに「お客さんの話を聞くのもいいけれど、もっと身近な人の話も聞いてあげてもいいのかなと思います。二人はすごく似てると思うから。」と話し店を出て行きます。

帰り道、はるを追いかけていったヨシはいきなりキスをします。いきなりキスした理由を聞かれヨシは「人生で一番キスしたくなったから」と言います。逃げるようにその場を去るはる。

その現場を慎太郎がたまたま目撃してしまいます。

はるはヨシにキスされたあと、熱を出し寝込んでしまいます。ヨシとはるがキスするところを見ていた慎太郎は、終始不機嫌そうです。そしてヨシとユウの前ではるのことが本気で好きだと宣言します。

はるの看病をするのですが、慎太郎から出されたごはんは枝豆、ユウからは頭を冷やすようにと湿布を渡されます。
唯一ヨシだけはおかゆを作ってきてくれましたが、食べさせてくれようとするのでドキドキしてあまり食べられません。
3人なりに心配してくれてますが、全く休めません。

慎太郎がヨシにキスのことを話し責めたてます。その話を聞いたユウもヨシを責め、3人の口喧嘩が始まります。そこに寝ていたはるが起きてきて、その場に倒れ込んでしまいます。

はるが目覚めると、職場の先輩の麻美が看病してくれていました。
麻美はヨシに頼まれてここに来たそうです。
麻美からはるが誰かに恋してるかと聞かれますが、わからないと答えます。しかし麻美からは「気づいているけどわからないふりしてるだけじゃないの？」と言われてしまいます。

その夜、はるは別れた彼の夢を見ます。

翌朝、はるの体調は回復していました。
3人ははるのためにアイスを買ってきていました。
お腹を空かせた3人のために朝ごはんを作ろうとしますが、今日は3人でご飯を作ると言います。
そして4人で材料を買いに出かけます。
和気あいあいと歩いていると、はるにチラシを渡してきた男性がはるが結婚式当日に別れた彼にそっくりでした。

舞台のチラシを配っていた男性・マコト（田村健太郎）が結婚式当日に別れた彼にそっくりではるは驚きます。

はるは仕事に向かう途中、またマコトに出会ってしまいます。
逃げるようにその場を去りますが、仕事終わりにまたチラシを配っているマコトに遭遇します。
今度は向こうから「ずっとあなたのことを考えていた」と声を掛けられ、連絡先を渡されます。

その話を職場の先輩の麻美にすると、またしても反対を受けます。舞台役者は3Bに続く4Bめだと言います。
はるはマコトと食事に行きます。そこでマコトの仕事への熱意や過去の失敗の話を聞き、過去の自分を受け入れているマコトを褒めます。

ヨシのバーでは、麻美が一人で飲みにきています。そして、はるが元彼にそっくりな舞台役者が気になっているということを伝えます。

はるはマコトの稽古場にお弁当を持っていき、嬉しそうに受け取るマコトですが、その途中何か携帯をすごく気にしていました。

ユウがライブハウスで練習していると、レコード会社がユウ達のバンドをデビューさせたいとスカウトされ、はるに知らせたいユウは連絡しようとしますができませんでした。

はるにマコトから「公演が中止になるかもしれない。」というメッセージ届きました。

「劇場費が払えず、公演が中止になるかも知れない」とマコトからメッセージを受け取ったはるは焦った様子で家を飛び出していきマコトのもとへ行き、マコトの手にお金が入った封筒を握らせます。
するとマコトは、はるを抱き寄せ「付き合ってください。」と言います。

そんな二人をユウはたまたま見てしまいました。

ユウたちのバンドは、レコード会社のプロデューサーから、明日会長にデビュー曲の候補を聴かせたいから新曲を聴かせてほしいと言われ、ユウはバンドメンバーに制作中の曲を仕上げてくることを約束します。

翌朝、ユウははるにメジャーデビューが決まるかも知れないという話をします。
はるは喜び、そのまま出かけていきます。

ユウははるがマコトにお金を渡していたことを二人に話します。
するとヨシは、昨日飲み屋でマコトを見かけたと言います。
それを聞いた慎太郎は「俺、ちょっと行ってきます。」と出て行ってしまいます。

慎太郎が劇場に行くと、劇場代はまだ払われていませんでした。

そのことをヨシとユウに伝え、三人ははるへ話すことを決めました。
ユウは曲作りがあるため、慎太郎とヨシだけではるのところへ行きます。

稽古場に現れたマコトにヨシが話をしようとします。しかしマコトは外で話そうと言い、それをヨシが拒むと帰れとヨシの手を無理やり引っ張って出ていかせようとします。

そこにユウが現れ、突然マコトに殴りかかります。
はるは「もういいから」と言い、騙され慣れているわかっていたと話し
そしてマコトを起き上らせて、はるはマコトにビンタをし、「本当に好きだったらお金借りるタイミングで告白なんてしないで。」と言います。

ユウは急いでレコード会社に向かいますが、会長は帰ったあとでバンドメンバーからは「解散しよう」と言われてしまいます。

帰り道、慎太郎ははるに「僕じゃだめですか？」と 告白し、その夜、ヨシがはるの部屋に現れ、マコトから少し返してもらったお金をはるに渡し、「俺がはるちゃんを守る。俺、はるちゃんのこと好きだよ。」と告白します。

はるは、慎太郎とヨシから同時に告白され、動揺し寝坊してしまいます。

ユウが何日も帰ってきてないのも心配していて、ヨシから長い間ユウが帰らないのは初めてだと聞かされます。

はるがユウの部屋を覗いてみると、部屋は荒れていて譜面はビリビリに破かれていました。心配したはるは滞納している家賃を払ってくださいとLINEします。

ユウは元恋人の香奈の家に泊まっていて、バンドの練習にも行っていません。

はるはユウのバンドのメンバーの達也（前山剛久）に会いに行き、メジャーデビューの話がダメになったことを知ります。

はるはユウの居場所に思い当たる所があり向かいます。前にユウと一緒に来た絶景が見えるベンチにユウと香奈がいました。そして香奈はユウにキスしようとしますがユウは避けます。それを目撃した、はるは逃げるように去ってしまいました。

はるが家に帰ると、慎太郎がいてスタイリストになったことを聞かされます。
はるにヘアアレンジをして慎太郎はこの間の返事を聞きますが、断られてしまいます。

ヨシからLINEが入り、はるはヨシのバーへ行きます。
ヨシはオーナーからこの店を任されるようになったと言います。
そして「俺を選べよ。今までの幸せなんか幸せじゃなかったんだって思ってもらえるくらい幸せにする。」と改めて告白します。
そして黙っているはるを抱き寄せます。

そこにユウが現れます。しかし二人を見てそのまま去ってしまいました。

ヨシのバーで告白され、はるは抱き寄せられますが、はるはユウを追いかけ、バンドの解散のことを謝ります。

ユウが部屋に戻ると部屋は綺麗に片付けられていました。
慎太郎ははるにフラれたことをユウに話します。

はるはヨシのバーに同僚の麻美と行き、妹の世亜がデザインした新しいお店のロゴを見せてもらいます。どれが良いかと聞かれ、はるはヨシは家みたいな落ち着く感じがするから、家のイラストが描かれたデザインを指差します。そしてオープン当日は必ず来てほしいとヨシから言われます。

ユウはバンドのメンバーの達也に謝りに行き、はるがここに来たことを知ります。

ヨシのバーがオープンする日の朝、はるはユウから今日急遽ライブすることになったから来いよと誘われます。
迷うはるでしたが、ヨシのお店に行きます。
しかしユウのことが気になるはるに、ヨシは「こっちは大丈夫そうだから。あっちの方が心配だ。俺は店があるからユウのところ、代わりに行ってきてくれない？」と言います。

はるがライブハウスに向かうと、ステージにはユウだけが立っていてお客さんは誰もいませんでした。
ライブハウス貸し切ったと言います。
はる一人の前でこの夏のはるとの思い出を歌った新曲を披露します。

歌い終えると「はる。俺と付き合えよ」と告白しますが、はるは「流されるように恋してきたから、次はちゃんと自分から好きになって、好きって言いたい」と言います。

そこに達也から電話が入り、ユウとはるは一緒にレコード会社に向かいます。するとペットショップの常連客の杉崎がいて、レコード会社の会長でした。杉崎のバックアップもありユウのバンドはメジャーデビューが決まります。

3ヶ月のシェア生活も最終日になり、3Bたちの仕事の方はそれぞれ順調で、明日はるのおばあちゃんが帰ってくる予定でしたが、突然おばあちゃんからメールが入り、もう3ヶ月イタリアに残ると言い、シェアハウス続行になります。
慎太郎は3ヶ月あれば逆転できるかもと意気込み、はるは「私、家賃払う人が好きだから。」と言います。すると3人は競い合って家賃を払おうとし、3Bとの楽しい共同生活は続きます。