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『アンサングシンデレラ』の情報
- 放送回…全 11 話
- 放送局… フジテレビ
- 放送期間… 2020年7月16日 – 9月24日
- 脚本… 黒岩勉
- 原作… 荒井ママレ『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』
『アンサングシンデレラ』の視聴率
- 1話 … 10.20%
- 2話 … 9.80%
- 3話 … 8.80%
- 4話 … 10.60%
- 5話 … 9.40%
- 6話 … 9.70%
- 7話 … 9.30%
- 8話 … 9.30%
- 9話 … 9.60%
- 10話 … 9.20%
- 11話 … 9.70%
主題歌 DREAMS COME TRUE 「YES AND NO」
『アンサングシンデレラ』のキャスト
- 葵みどり 役 … 石原さとみ
- 小野塚 綾 役 … 清原 翔 → 成田凌
- 相原くるみ 役 … 西野七瀬
- 刈谷奈緒子 役 … 桜井ユキ
- 羽倉龍之介 役 … 井之脇 海
- 工藤虹子 役 … 金澤美穂
- 販田聡子 役 … 真矢ミキ
- 辰川秀三 役 … 迫田孝也
- 七尾 拓 役 … 池田鉄洋
- 荒神寛治 役 … でんでん
- 瀬野章吾 役 … 田中 圭
『アンサングシンデレラ』のあらすじ
全体 のあらすじ
キャリア8年目の薬剤師・葵みどり(石原さとみさん)は、『薬は患者の今後の生活につながるからこそ、その人自身を知る必要がある。それが薬剤師にとって何より大切だ』という信念を持ち、日々患者さんと接しています。
そんな気持ちが大きすぎるがゆえ、時には患者に深入りしてしまうこともしばしば。
”すべては患者の『当たり前の毎日』を取り戻すため”
◆
緊急センターで搬送されてきた患者の対応をしていた薬剤部副部長の瀬野(田中圭さん)とみどりの元に、薬剤部部長・販田(真矢ミキさん)が、新人の相原(西野七瀬さん)を連れてやってきます。
患者は心肺停止状態でしたが、普段服用している薬についての指摘をみどりがしたことによって、患者の心拍は回復します。
しかし、患者の家族たちは医師にしか感謝をせず、薬剤師のみどりたちのことは見えてもいない様子です。
くるみの率直な質問にみどりは
『感謝されたいなら、薬剤師には向いてない」と答えました。
1話 『 知られざる病院薬剤師の医療ドラマが誕生! 』のあらすじ
あらすじ
萬津総合病院薬剤部に勤務する葵みどり(石原さとみ)は救急センターに蜂に刺され搬送された患者への投薬を薬剤部副部長の瀬野章吾(田中圭)とサポートしていると、薬剤部部長の販田聡子(真矢みき)が新人の相原くるみ(西野七瀬)を連れてきた。
そんな中、患者が心配停止になり心臓マッサージを受けていると、ふとみどりは患者の日常服用している薬に気づきます。
それを医師に報告し患者の心拍は回復します。それを見たくるみは薬剤師が患者を救ったと感動する。
しかし、患者の家族は医者にしかお礼を言わない。そんな疑問をくるみからぶつけられたみどりは「感謝されたいなら薬剤師を向かない」と答えます。
くるみは患者の投薬状況を見て回るみどりの早足にやっとのおもいでついていきます。
医者から小児病棟に入院中の渡辺奈央の血糖値が安定しないと聞き、すぐに病室を訪れます。そこには、奈央渡仲のよい森本優花も入院していました。
優花も奈央と同じ糖尿病で入退院を繰り返していました。
薬剤室に戻ってきたみどりは刈谷奈緒子(桜井ユキ)に医者から続々と届く処方せんの調剤で忙しいと一喝されます。
みどりはくるみと一緒に届いた処方箋を次々調剤していきます。
羽倉龍之介(井之脇海)がくるみの紹介をしますが、誰も手を止めません。
その時、みどりは林医師の出した処方箋を疑問に思います。
みどりはすぐに、処方箋を出した林医師に問い合わせます。
林医師は間違いを認めはするが、どこか薬剤師を下に見ていました。
林医師とみどりの因縁の対決が始まります。
2話 『 薬剤師は薬を渡して終わりじゃない 』のあらすじ
あらすじ
葵みどりは相原くるみと一緒に入院患者がちゃんと薬を飲んでいるか病棟をまわります。
販田聡子に早めに調剤室に戻るよう言われたみどりは早足で少しでも患者と話せるように病室をめぐっていました。
右腕の骨折で入院している大宮清(小林隆)の病室から見舞いに来ていた篠原麻利絵(大後寿々花)との言い争いが聞こえてきました。
二人の口論を止め、入院前に飲んでいた薬はないかと大宮に聞きますが、知らないと言われてしまいます。
困ったみどりは麻利絵にの聞きますが久しぶりに会った麻利絵はわからない様子です。
調剤室では販田部長が大慌てです。
医療麻薬が適切に使われているか確認のために厚生労働省の取締官が来るからです。
そんな中、病棟乗ろうかで大宮が意識不明で倒れていました。
みどりはくるみを調剤室に向かわせ、大宮に付き添い救急処置室へいきます。
なんとか大宮の服用していた薬がわかり一命をとりとめます。
一方麻薬管理室を調べていた販田は荒神(でんでん)が帳簿につけ忘れていたため薬剤の数が足りないことに気づきます。
まだ使用していない可能性があるので、確認し薬を持ち帰りなんとかなりました。
また服薬指導を受ける山口親子に、苦い薬が苦手な礼央(高木波瑠)に苦くない薬の飲み方を真央(佐藤めぐみ)に教えます。
3話 『 俺はあんた達とは違う 』のあらすじ
あらすじ
葵みどりと相原くるみは救急センターの調剤室で仕事をしていると、瀬野章吾から搬送された小学校教諭、新田奏佑(浅利陽介)の処置を手伝うよう言われます。
意識が戻り、入院を告げられた新田は入院を拒否しますが、なんとかみどりになだめられます。
みどりとくるみは新田に服用している薬を聞くと半分に割られたものや処方した日付の古いもの、大量の薬が出てきた。薬剤を割って処方するのはドラックストアではやってはいけない処方です。直接ドラックストアに訪れたみどりはそこで顔見知りの小野塚綾(成田凌)にあいます。
小野塚が薬剤師ということを隠していたり、新田のことで、みどりともめます。
仕事を優先したい新田には夜遅くまで営業している小野塚のドラックストアが必要なのです。
新田の退院がなんとか決まり、みどりは小野塚のドラックストアに行き、新田のことを支えてほしいと小野塚に申し出る。
みどりが帰ったあと学生時代に見学していた萬津総合病院の救急センターで瀬野の仕事に感動したこと思い出します。
その日、新田が来店したときに、困ったことがあったら相談してくださいと声をかける小野塚の姿がありました。
仕事を終え「娘娘亭」に行くみどりは小野塚と辰川秀三(迫田孝也)と相席にされ、少しきまづい二人でしたが、新田の話で以前の二人の関係に戻ってきます。
4話 『 薬剤師が患者を救う事だってできる 』のあらすじ
あらすじ
葵みどりが「娘娘亭」で食事をしていると辰川秀三の娘、樹里(久保田紗友)が具合が悪そうに帰ってきた。
辰川は挨拶をしない樹里を叱ります。
心配するみどりを小野塚はお節介と言います。
次の日、みどりは相原くるみが話ながら廊下を歩いていると年配の患者がうずくまっていました。
医者の龍一(菅原大吉)です。
介助しようとするみどりに自分の体のことは自分が一番わかってると言い放ちます。
妻の志帆(宮田早苗)がきて病室までつれていきます。
薬剤部に戻った二人は、販田部長も手伝いほどの忙しさに追われます。
そこに志帆が羽倉を訪ねてきます。
志帆と龍一は羽倉の両親だったのです。
みどりは龍一に服薬中の薬を訪ねていると、瀬野から救急に呼び出されます。
樹里が搬送され、そこには付き添いの小野塚の姿もあります。
樹里は祖父、太一(伊武雅刀)が末期癌で入院し、その頃から樹里は体調を崩し、摂食障害や睡眠改善薬を服用するようになったと言います。
辰川は太一に癌であることを告知していなかった。
一方、龍一は認知症の可能性があると思っていたが、検査を受けていなかった。
志帆から服薬中の薬のリストをもらい多剤服用で認知症の症状がでた論文をみどりと羽倉が探し龍一に伝えます。
5話 『 第二の患者 』のあらすじ
あらすじ
樹里の祖父、太一の容態が急変しましたが、幸い安定したものの、みどりは立川家を心配していた。
秀三は太一に告知して抗癌治療を受けてもらうことにしますが、太一は治療を拒否し、入院せず家族と過ごしたいと言います。
みどりは休薬期間があるので自宅で過ごすことも可能だと伝えます。
太一は抗がん剤治療を決め、樹里とやりたいことリストを作ります。
くるみは癌薬物療法認定薬剤師の仕事に興味を持ちます。
くるみは太一のために抗がん剤使用の症例を勉強します。
抗がん剤治療を頑張った太一は一時退院を許可されます。秀三と樹里と幸せな夜を過ごすのですが高熱で緊急搬送されてしまいます。
落ち着いた太一はみどりに、どう生きるかは自分で決めたいから延命治療はしたくないと話します。
太一は緩和ケア治療にきり変えることになりました。
外出許可を得た太一は大好きな草野球観戦をしながら秀三が作ったチャーハンを食べ、秀三、樹里と幸せな時間を過ごします。
病室に戻ると太一は人生全部楽しかったと秀三に感謝します。
太一が亡くなり、病室の片付けをしている樹里にみどりは背中合わせに座り、妹を亡くしたときに寄り添ってくれた薬剤師の話をします。
自分はまだまだだというみどりに樹里は充分なれていると伝えます。
6話 『 病気に大きいも小さいもない 』のあらすじ
あらすじ
葵みどりは相原くるみと小野塚凌たちと高齢者を対象とした服薬指導教室を行いに区民センターに訪れていました。
指導を終えみどりが廊下に出ると小川早苗(高林由紀子)が倒れ救急センターに運ばれます。
早苗は。体調不良の原因がわからないので入院になります。
翌日、くるみは初めて一人で月経困難症の遠野倫(山谷花純)に服薬指導します。
何かあれば相談するようにみどりに言われます。
七尾拓(池田鉄洋)は早苗が多剤耐性菌ではないかといい、みどりは多剤耐性菌について調べますが瀬野章吾に患者を見で決めろと言われてしまいます。
瀬野はある種の抗生剤の副作用で起こる腸炎ではないかと思っていたのです。
一方くるみは遠野から薬が効かないと言われるが、みどりには伝えていなかった。
くるみが担当する遠野が再来院し薬が効いていないことをみどりにバレてしまいます。
みどりは販田部長に自分の指導不足を伝え、くるみになぜ伝えなかったのか指摘します。
くるみは改めて遠野の服薬指導に入り、くるみの真摯な態度に遠野は心を開いていきます。
そしてみどりも退院が決まった早苗のもとに服薬指導に向かいます。
早苗は独り暮らしの寂しさをまぎらわす為に病院にかよい、不要な抗生剤を服用していました。
間違った薬の服用は避けるようみどりに言われ、それでも孤独に不安になるときは、かかりつけ医がいること教え、新たな信頼が生まれていました。
7話 『 やれる治療があるだけマシだ~ 』のあらすじ
あらすじ
葵みどりたちが朝の準備をしていると、薬学部の人員不足を解消するために作業ロボット導入するための予算を勝ち取るのに、みどりたちに問題を起こさないように販田部長から言われます。
みどりが新人の頃まかされた患者で再発入退院を繰り返していた心春(穂志もえか)の検査結果がでて、退院できることになったのですが、特別室に入院した議員の古賀万奈美(渡辺真起子)胸をおさえてしゃがみこんでいるのを助けようと心春は走って体調を崩してしまいます。小さな肺塞栓ができていて退院が延期になってしまいます。
くるみは瀬野になぜ新人にみどりに心春を任せたのか聞くと、みどりの妹と同じ病気でみどりが感情移入せず他の患者と同じように対応できるか試すためだった。
くるみがみどりを褒めると瀬野はくるみもすぐにみどりのようになれると励まします。
一方、心春が落ち込んでいると、みつけた古賀は心配する。
心春はやれる治療があるだけマシだと話し、古賀の早期退院は願いました。
みどりは古賀が高校時代に親友を亡くしたことが原因で医療制度の拡充を目標に政治家になったことを知ります。
古賀が検査を受けないのはおかしいとみどりは古賀に話します。
古賀は心春に感化され、検査を受けると言います。
古賀の喫煙と喘息薬のバランスが崩れていることに気づいたみどりに、古賀はこれから薬の事はみどりに相談することを約束してくれます。
8話 『 最後まで看る 』のあらすじ
あらすじ
葵みどりたちが所属する薬剤部の調剤の魔術師、荒川寛治(でんでん)が手品を練習するために休暇取ることになった。
忙しい薬剤部に人員の余裕がないため、みどりたちは販田部長に抗議しますが、販田は自分が荒川の仕事を兼務するといいます。
在宅医療を専門とする調剤薬局に研修に1名出すことが決まり、瀬野が薬剤部に張り付き、みどりが行くことになります。
みどりが研修する「笹の葉薬局」を探していると、小野塚に声をかけられます。
小野塚もドラックストアの店長に言われ研修に来たようです。
二人が薬局を着くと店から代表の仁科敦夫(東根作寿英)が出てきて挨拶もそこそこに患者の家へ連れていかれます。仁科は患者の家を回りながらみどりたちに仕事の説明をします。高齢者の患者が多いので薬の他に食べ物や副作用のチェックもします。
末期ガンの患者の家にいったみどりを荒川が出迎えます。荒川の妻・泰子(大塚良重)が末期ガン立ったのです。
みどりと小野塚は荒川から泰子は意識混濁やせん妄の症状があることを知らされます。
銀婚式の結婚記念日があるので在宅医療に切り替えたのだと言います。
荒川は結婚式で披露した手品を毎年結婚記念日に泰子に見せていました。
一方相原くるみはアレルギー性鼻炎の増田航平(田中幸太郎)に服薬の量の多さを指摘するとハウスダストのアレルギーがある息子の翔太(川原瑛都)に飲ませていたのでした。
小児科を受診すると増田はくるみと約束してくれました。
銀婚式当日、荒川が手品を始めようとすると痛みで泰子は苦しみだしました。荒川は鎮静剤投与を医師に求めたのです。その後、泰子は息を引き取り、みどりが薬剤部に戻ってきました。瀬野に不在の間のお礼を言うと瀬野は吐血し倒れてしまいました。
9話 『 自分が生きていた証 』のあらすじ
あらすじ
瀬野章吾が葵みどりの目の前で倒れ救急センターで治療を受け瀬野はすぐに意識を取り戻します。付き添って来たみどりに、仕事に戻るよう言い、瀬野は詳しい検査を受けることになります。
翌朝、萬津総合病院には瀬野が倒れたという噂が広がりますが、いつものように顔を出した瀬野は逆流性食道炎だったと仲間たちを安心させますが、刈谷奈緒子は静養したほうが良い言い瀬野は、みどりに救急の手伝いを頼みます。
瀬野は販田聡子に、肺に腫瘍の疑いがあると精密検査を受けると報告し救急から急患の呼び出しが入ります。
搬送されたのは若月陽菜(徳永えり)で、みどりと瀬野は陽菜の所持品から薬を探すと抗不安薬の大量の殻を見つけ陽菜は薬のオーバードーズのようだった。
みどりは相原くるみと病室に移った陽菜にオーバードーズを回避するために薬の管理はこちらに任せて欲しいとみどりは言うが陽菜は首を縦に振りません。
瀬野は精密検査の結果を消化器内科の畑中聡(長谷川朝晴)から他の臓器への転移がある重複がんと知らされます。瀬野の母親、祖母も重複がんを患っていた瀬野にとって受け入れ難いものでした。瀬野は副腎がんに有効な抗がん剤がないことを知っていて、今の自分と同じような状態で、3ヵ月で母を亡くした瀬野は医療用麻薬で痛みを抑えて仕事を続けたいと頼みます。
小野塚は大学の研修で瀬野の仕事を見ていので救急認定薬剤師なることを瀬野に告げます。小野塚の決心を聞き、瀬野は病への迷いを消しました。
みどりが陽菜の病室に行くと陽菜の元夫、栗原謙介(高橋光臣)が見舞いに来ていた。
病室を出た栗原は、陽菜がオーバードーズになったのは、出張が多く、乳児期の娘の世話を全て陽菜に任せて育児ノイローゼだったとみどりに話す。
最近になって娘が母親に会いたいと言いだしたことで、陽菜に会わせて良いものかと栗原は悩んでいる。
みどりは部長室に申請書の判子をもらいに部屋をノックしようとすると、販田と瀬野が余命3ヵ月あまりと病状報告の話と仕事を続けていくと話しています。
みどりは瀬野の病状を知ってしまいます。
みどりは陽菜の治療計画を作り始めます。瀬野が出勤するとみどりの手作り弁当がデスクに置かれています。陽菜は娘と会うために薬を飲もうとする欲求に耐えるのですが、夕方、栗原がお土産と折り紙を持った娘を連れて来ました。2人を病室に案内するが隣の病室から陽菜が患者の薬を奪おうと争う声が聞こえてきます。
みどりの後ろに栗原と娘を見て近づこうとする陽菜に娘は怖気付いているため、栗原は帰ってしまいます。
その夜、みどりが調剤室を離れると陽菜は欲しい薬を探しに侵入します。
みどりが戻ってきて患者の立ち入りは禁止だと陽菜を諭そうとすると、陽菜はハサミを突きつけて薬を出せと脅します。みどりは陽菜の病気は治るが、治らない病気を抱えている患者もいるといいます。瀬野は陽菜に自分も余命3ヵ月の治らない患者だと告げ、瀬野はみどりが立てている治療計画を見せ自分の病気と向き合って欲しいと陽菜に頼みハサミを下ろした陽菜に、みどりは娘が持って来ていた折り紙を渡し病室に戻ります。
みどりは瀬野に治療を受けてもらいたいと話し出す。治療方法を探させて欲しいと言うみどりに、瀬野は自分の病状を教え薬については全てみどりに任せると言い、治療を受けることに決めます。
後日、みどりの服薬指導を受け、栗原と娘に付き添われて陽菜は退院しました。
一方、販田部長は七尾拓に重複がんの治験薬を頼んでいました。
患者と同じ症例の母親が治験に参加していたと聞いた七尾は、それが瀬野だと気づいきます…。
10話 『 薬剤部はバラバラになった 』のあらすじ
あらすじ
葵みどりは、瀬野章吾の担当薬剤師になります。
副腎がんは標準治療が確立されていません。効果の期待される既存薬の投与が始まりますが、数週間後も改善の傾向は見られなかった。
みどりは副腎がんについて調べるが有効な情報は見つかりません。
そこに七尾拓が海外に副腎がんに効果がある治験薬の情報を教え、みどりは悩みます。
そんな時、瀬野の隣に入院してきた丸岡へ服薬説明にみどりとくるみは向かいます。
これからたくさんの薬を飲み続けないと知った丸岡は経済面の不安からみどりたちを追い返してしまいます。それをみていた瀬野は丸岡から薬のリストを見せてもらいます。
みどりは瀬野の治験薬の書類を作るのに精一杯で、くるみが名乗り出たこともあり、丸岡の担当を任せます。
くるみは丸岡に経済的負担を軽くしてくれるジェネリック薬品に変更を伝えに行きます。丁寧に説明し自分の不安に真摯に向き合ってくれたくるみに丸岡は感謝を伝えます。
みどりは数々の難関をクリアし、瀬野本人が治験についてどうするかをきくだけになりました。
みどりの後ろには刈谷たちもついてます。仲間たちの希望にせのは治験を受けることを決めます。
しばらくすると治験薬が病院に届き、瀬野に投与される事になったが、かつて同じ病気で治験をしていた母の最後の姿を思い出した恐怖感から瀬野がいなくなってしまいます。
みどりは瀬野の母のお墓で瀬野を見つけ、瀬野が決めたことを全力でサポートすると伝えたところ、瀬野は改めて治験を受けると話ます。
月日は過ぎ、2年後、萬津総合病院には転職した小野塚も働いていて、心春が研修に来ました。
心春は瀬野とみどりを探しますが二人の姿はありません。二人の所在を聞くと、刈谷は薬剤部はバラバラになったといいます。。。
11話 『 大切な日常、それぞれの未来 』のあらすじ
あらすじ
瀬野の治験が始まって二年が過ぎた頃、みどりは萬津産婦人科医院で働いていました。小野塚が心春が研修に来たこと、指導担当がくるみだと、みどりに伝えます。
瀬野が不在なので小野塚は緊急薬剤師を任されていると話すと、みどりは治験薬の投与に責任を感じ顔が曇ります。小野塚は萬津総合病院に戻ってきてほしいといいますが、みどりは断ります。
みどりが病院に戻ると、妊娠35週の向坂千歳(土村芳)が母の世津子(朝加真由美)に家でお腹を打って倒れたと連れてこられたのでした。てんかんの既往歴をもつ千歳はこっそり抗てんかん薬を捨てていたのでした。
みどりは同室の星名優(入山法子)から千歳が薬を捨てていることを聞き、生まれてくる子供のために無事出産するために薬を飲むことを約束します。
月日は流れ、無事出産した千歳が世津子と一緒に赤ちゃんを連れて退院します。
見送ったみどりに瀬野が萬津総合病院に戻るよう説得しに来ました。
瀬野はがん治療を終え来月から薬剤部に復帰することが決まっていたのです。
みどりは理想の薬剤師になれたら戻ると瀬野と約束する。
それからそれから、萬津総合病院薬剤部にロボットの導入が決まり、くるみが心春の指導も順調に進んでて販田部長は大喜びです。
救急では小野塚と瀬野が働いています。
そんな薬剤部にみどりが戻ってきました。「一人ひとりに時間をかけすぎる」とくるみが声をかけたのでした。
『アンサングシンデレラ』の感想
アンサングシンデレラ
30代 女性 の感想
《 おススメ度:
》 病院でよくお世話になるのにあまりその仕事の詳細を知ることのない薬剤師にスポットをあてたドラマです。次々と調剤の仕事が立て込んでいく忙しい中、患者さんの病状はもちろん、微妙な感情も気にかけていきながらやっていく業務を見て、改めてすごい仕事だと考えさせられます。主人公の葵みどりは特に患者さんに深く寄り添っており、薬の処方以上に支えになっていくところは毎回感動を呼びます。新人薬剤師で最初はやる気を感じさせなかった相原くるみが葵に感化されて成長していくところも注目したいところです。ドラマの最後にはエンディングでドリカムの主題歌とともに患者さんのその後が描かれており、とても温かい気持ちにさせられます。お仕事ドラマでもあり、人と人とのつながりを感じる人間ドラマとしてもとても見ごたえあり!です。
アンサングシンデレラ
40代 男性 の感想
《 おススメ度:
》 医療ドラマはたくさんありますが医者や看護婦にスポットライトが当たるドラマが多いです。そんななかで病院薬剤師の仕事ぶりをドラマにしているのがアンサングシンデレラなんです。イメージ的には病院薬剤師は患者に薬を出しているだけというものだったんですが実際、ドラマを見たら驚かされる場面が多々ありました。石原さとみが演じるみどりが心臓マッサージをしている場面というのが個人的には1番印象に残りました。まさか病院薬剤師がそこまでするのかと感じました。ストーリー的には主人公のみどりの献身的な仕事ぶりというのが目につきました。患者に対して領域を越えて尽くすみどりの頑張りに注目しながらドラマを見てもらいたいです。
アンサングシンデレラ
20代 女性 の感想
《 おススメ度:
》 アンサングシンデレラは多数の医療系ドラマが放映されている中でこれまでにない、病院薬剤師が主人公である初の医療ドラマです。アンサングとは表立っては見えない、知られざると言う意味を持ち、病院ではあまり見かけることのない薬剤師にスポットライトを当てたヒューマンドラマです。一話毎にメインとなる患者が変わるため、毎話様々なキャラクターがそれぞれの事情、病状を抱えつつもヒロインに励まし、勇気づけられ前向きに邁進していけるようになり、涙を誘う場面が多くあります。また、これまで薬剤師は処方箋をもとに薬を調剤しているだけ、と思っていた考えが改められ、病院での医療を支える薬剤師にきっと関心の持てるドラマとなってます。
FODのおすすめ配信情報
石原さとみさん出演作品
- 映画『シン・ゴジラ』
- 映画『貞子』
- 映画『進撃の巨人』
- ドラマ『ディア・シスター 』
- ドラマ『リッチマン、プアウーマン』
田中圭さん出演作品
- 映画『mellow』
- ドラマ『スローダンス』
- ドラマ『それでも、生きてゆく』
- ドラマ『まっすぐな男』
この記事の情報は、2021年4月現在のものです。
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